こんにちは、瑛人です。
僕はこれまでに名古屋港、海遊館、美ら海、八景島、鳥羽……などなど多くの水族館に足を運んできました。
その中にはとても規模の小さい水族館、例えば碧南海浜水族館なども含まれています。
今回僕が訪れたのも、その小規模水族館の一つ。
しかし、この水族館は規模の小ささのわりにとてもファンの多い水族館でもあります。
その名は「蒲郡市竹島水族館」 。

開館も昭和31年とあるので、何と60年以上も歴史があるわけですね!
その特徴は、建物の異様な古さ!


見た目の割にかなりの人が集まっている
隣のドライブインはもはや機能していません!
(お土産屋さんなどは数店舗営業しています)

時代を感じるよね…
前情報があるから平気だけど、おそらく何も知らない状態で、かつ閑散期に行ったら入るのを躊躇ってしまうかも。
事実、一度この水族館は閉館寸前まで追い込まれたそうです。
しかし、2011年以降、急激に注目をされることに。
方針を転換したことで入館者数がV字回復。
一気に人気水族館へと駆け上がったのです!
他の水族館では展示していない生き物が非常に多いのです。
タッチング水槽(ふれあい水槽)というのは全国的にもたくさんある見せ物ですが、この竹島水族館で触れ合える生き物は「深海生物」!
他の水族館では触れないような生き物にタッチすることも可能なのです。

タカアシガ二にも触れる、深海生物タッチングコーナー。


触るとき、水から完全に出す人が多いけど、出来れば水中で触ってあげよう。
また、どの水族館に行っても注意書きで「フラッシュ撮影はご遠慮ください」とあるのがふつう。
水槽そのものの照度も低く、生き物の写真を撮るのは一苦労。
だがこの竹島水族館は違いました。
「フラッシュ撮影OK」との表示が。さらに、全体的に水槽の照度が高く、撮影にはもってこい。
訪れる人に生き物を“魅せる”展示がこの水族館の大きな特色ともいえるのです。
惜しむらくは…フラッシュを持っていかなかったこと。まさかOKだとは…
そのため、入り口ホール付近の水槽は照明が反射してしまい生き物が映せませんでした。
フラッシュで水槽内を照らすことができれば関係なく映せたかと思います。
そして、その水槽こそ珍しい生き物のオンパレードだった!悔しいッ!
順路的には最後になるのですがタッチング水槽はこのホール内にあり、入り口からダイレクトにタッチング水槽に行くことも可能。
ただ、順番通りに見たければ右の通路を通ってぐるりと反時計回りに水族館を回ってくる必要があります。

水槽の上にはなんと、スタッフの自己紹介が!生き物の説明もオリジナリティにあふれています。
まず、右に曲がってすぐに見えてくるのは世界の珍しい淡水魚のコーナー。
キャットフィッシュ(ナマズ)や肺魚などの大型淡水魚が多いですね。
ペットショップなんかだとかなり高額で販売されている生き物も…。


(1枚目)青いアメリカザリガニはサバを与えて強制的に青くしたものとは違うようです。
(2枚目)ゼブラキャット。しましまの模様が印象的。


(1枚目)ジーベンロックナガクビガメ
(2枚目)バトラクス・キャット。わざと狭いところに集まるように工夫された展示です

タライロン。カッコかわいい。これも成長すると大きくなります。
曲り角を過ぎると、これも淡水魚ですが肺魚やアロワナなどが待ち構えています。
同じ淡水魚ということでアクアトト・ぎふの展示と比べると、どうしてもこじんまりとした感じに見えます。
しかし、かなり状態は良く、観察しやすいと思いました。

右側の水槽を見た後、突き当りのカピバラ水槽で折り返し、左側の水槽を見て行きます。


肺魚の仲間から二種がお出迎え!左はネオケラトドゥス、右はプロトプテルス。
そのまま通路を進むと海の魚たちの展示があります。
この竹島水族館は地元の猟師さんとの連携により数々の魚を仕入れているそうですので、こちらがメインといえるでしょう。
大手(?)の水族館は“自然感”を重視する傾向が高く、サンゴや海藻(模造品含む)で海の様子を再現しようとすることが多いですよね。
当然、この竹島水族館にもそういう水槽は多いのですが、中には生物の“行動”に注目した面白い水槽も。
ほんとうに一つ一つの展示に工夫があって面白いですね。

ウツボがすげえええ!土管は全ての出入り口がお客さんに見やすい角度になっています。


生きている化石シリーズ。左はカブトガニ、右はオウムガイ。
カピバラを折り返し地点にして小ホール方面へと進みます。
小ホールに戻るとタッチング水槽のコーナー。
深海の生き物に触れることができるというのは斬新でした。
タッチング水槽の背面には超レア生物の展示コーナーや、アシカショーのある屋外プールがあります。
屋外プールもこじんまりですね。
ここのアシカショー、ゆる~い感じが人気だとか。


アシカショープールから建物を見ると、より一層古さがわかります。
何気に女性トイレ前の展示室が落ち着いた雰囲気で好き。
ここは市販のアクアリウムセットを使って、水草水槽やサンゴ水槽を展示してあります。
また、爬虫類や両生類も多少ですがここにいます。
ただ、トイレの目の前にあるため、休憩スペースだと思ってスルーしてしまう人も多いようですね。



展示室にはカエルやカメレオンがいるよ!
島は本土からさほど離れていない小さな無人島です。
本土と島の距離は遠く離れているわけでもないのに、生えている植物の種類が異なり、やや暖かい気候帯の植物相になっているようです。
そのため、島全体が天然記念物に指定されています。


島にはいくつもの神社があり、縁結びや安産にご利益があるといわれています。
島からの眺めもいいですね。
島の手前には干潟があり、春は潮干狩りの人々で埋め尽くされるという……。
つまり、リピートしても飽きない!
近隣にはラグーナテンボス(ラグーナ蒲郡)もあるので、休日にこれらのスポットを巡ってみるのもおすすめです。
僕はこれまでに名古屋港、海遊館、美ら海、八景島、鳥羽……などなど多くの水族館に足を運んできました。
その中にはとても規模の小さい水族館、例えば碧南海浜水族館なども含まれています。
今回僕が訪れたのも、その小規模水族館の一つ。
しかし、この水族館は規模の小ささのわりにとてもファンの多い水族館でもあります。
その名は「蒲郡市竹島水族館」 。

◆竹島水族館とは?◆
竹島水族館は、愛知県蒲郡市にある小規模水族館。開館も昭和31年とあるので、何と60年以上も歴史があるわけですね!
その特徴は、建物の異様な古さ!


見た目の割にかなりの人が集まっている
隣のドライブインはもはや機能していません!
(お土産屋さんなどは数店舗営業しています)

時代を感じるよね…
前情報があるから平気だけど、おそらく何も知らない状態で、かつ閑散期に行ったら入るのを躊躇ってしまうかも。
事実、一度この水族館は閉館寸前まで追い込まれたそうです。
しかし、2011年以降、急激に注目をされることに。
方針を転換したことで入館者数がV字回復。
一気に人気水族館へと駆け上がったのです!
◆生き物を“魅せる”水族館◆
どの水族館でも生き物は展示してありますが、この水族館の一味違うところは、珍しい生き物がとても多いところ。他の水族館では展示していない生き物が非常に多いのです。
タッチング水槽(ふれあい水槽)というのは全国的にもたくさんある見せ物ですが、この竹島水族館で触れ合える生き物は「深海生物」!
他の水族館では触れないような生き物にタッチすることも可能なのです。

タカアシガ二にも触れる、深海生物タッチングコーナー。


触るとき、水から完全に出す人が多いけど、出来れば水中で触ってあげよう。
また、どの水族館に行っても注意書きで「フラッシュ撮影はご遠慮ください」とあるのがふつう。
水槽そのものの照度も低く、生き物の写真を撮るのは一苦労。
だがこの竹島水族館は違いました。
「フラッシュ撮影OK」との表示が。さらに、全体的に水槽の照度が高く、撮影にはもってこい。
訪れる人に生き物を“魅せる”展示がこの水族館の大きな特色ともいえるのです。
惜しむらくは…フラッシュを持っていかなかったこと。まさかOKだとは…
そのため、入り口ホール付近の水槽は照明が反射してしまい生き物が映せませんでした。
フラッシュで水槽内を照らすことができれば関係なく映せたかと思います。
そして、その水槽こそ珍しい生き物のオンパレードだった!悔しいッ!
◆水族館の内観◆
まず、入り口を入ると小ホール。出口もこのホールを通ることになります。順路的には最後になるのですがタッチング水槽はこのホール内にあり、入り口からダイレクトにタッチング水槽に行くことも可能。
ただ、順番通りに見たければ右の通路を通ってぐるりと反時計回りに水族館を回ってくる必要があります。

水槽の上にはなんと、スタッフの自己紹介が!生き物の説明もオリジナリティにあふれています。
まず、右に曲がってすぐに見えてくるのは世界の珍しい淡水魚のコーナー。
キャットフィッシュ(ナマズ)や肺魚などの大型淡水魚が多いですね。
ペットショップなんかだとかなり高額で販売されている生き物も…。


(1枚目)青いアメリカザリガニはサバを与えて強制的に青くしたものとは違うようです。
(2枚目)ゼブラキャット。しましまの模様が印象的。


(1枚目)ジーベンロックナガクビガメ
(2枚目)バトラクス・キャット。わざと狭いところに集まるように工夫された展示です

タライロン。カッコかわいい。これも成長すると大きくなります。
曲り角を過ぎると、これも淡水魚ですが肺魚やアロワナなどが待ち構えています。
同じ淡水魚ということでアクアトト・ぎふの展示と比べると、どうしてもこじんまりとした感じに見えます。
しかし、かなり状態は良く、観察しやすいと思いました。

右側の水槽を見た後、突き当りのカピバラ水槽で折り返し、左側の水槽を見て行きます。


肺魚の仲間から二種がお出迎え!左はネオケラトドゥス、右はプロトプテルス。
そのまま通路を進むと海の魚たちの展示があります。
この竹島水族館は地元の猟師さんとの連携により数々の魚を仕入れているそうですので、こちらがメインといえるでしょう。
大手(?)の水族館は“自然感”を重視する傾向が高く、サンゴや海藻(模造品含む)で海の様子を再現しようとすることが多いですよね。
当然、この竹島水族館にもそういう水槽は多いのですが、中には生物の“行動”に注目した面白い水槽も。
ほんとうに一つ一つの展示に工夫があって面白いですね。

ウツボがすげえええ!土管は全ての出入り口がお客さんに見やすい角度になっています。


生きている化石シリーズ。左はカブトガニ、右はオウムガイ。
カピバラを折り返し地点にして小ホール方面へと進みます。
小ホールに戻るとタッチング水槽のコーナー。
深海の生き物に触れることができるというのは斬新でした。
タッチング水槽の背面には超レア生物の展示コーナーや、アシカショーのある屋外プールがあります。
屋外プールもこじんまりですね。
ここのアシカショー、ゆる~い感じが人気だとか。


アシカショープールから建物を見ると、より一層古さがわかります。
何気に女性トイレ前の展示室が落ち着いた雰囲気で好き。
ここは市販のアクアリウムセットを使って、水草水槽やサンゴ水槽を展示してあります。
また、爬虫類や両生類も多少ですがここにいます。
ただ、トイレの目の前にあるため、休憩スペースだと思ってスルーしてしまう人も多いようですね。



展示室にはカエルやカメレオンがいるよ!
◆水族館の周りには◆
竹島水族館の名前の由来となっている「竹島」は、水族館側から橋を歩いて渡ることができます。島は本土からさほど離れていない小さな無人島です。
本土と島の距離は遠く離れているわけでもないのに、生えている植物の種類が異なり、やや暖かい気候帯の植物相になっているようです。
そのため、島全体が天然記念物に指定されています。


島にはいくつもの神社があり、縁結びや安産にご利益があるといわれています。
島からの眺めもいいですね。
島の手前には干潟があり、春は潮干狩りの人々で埋め尽くされるという……。
◆まとめ◆
季節ごとの催し物も多いみたいですし、展示されている生体は、地元の漁師さんからの連絡によって次々と仕入れられて入れ替わっていくようです。つまり、リピートしても飽きない!
近隣にはラグーナテンボス(ラグーナ蒲郡)もあるので、休日にこれらのスポットを巡ってみるのもおすすめです。
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